2020-01-19 第二十三夜 気付けば毎朝、食パンばっかり食べている。 怪しげなマーガリンをたっぷり塗って。 手軽な文化にどっぷり浸っている有り様。 体の事が少し心配になってくる。 だったらコメを食えばいいのに。 余計なものなど入っていないし。 「朝食う白メシに勝るものなし」 夢の中で、上杉謙信が主張する。 日本古来のリズムを刻む炊飯器。 最終特価の二万三千八百円で「どうだい」と迫りくる上杉謙信。