2020-03-08 第二十四夜 上の階がうるさい。 漬け物石を落としまくっている。 いきなり風呂場の電球が切れた。 続いてトイレの換気扇が止まった。 時々、金魚が立ち泳ぎしている。 水面に浮いた泡を食っているらしい。 そのうえ時計をチラチラ見ながら、エサの時間を気にかけている。 三日三晩、おでんが続く。 昼と夜との区別がつかない。 煮崩れてゆく大根がセクシーだねと、小泉大臣は言うかも知れない。