2019-10-21 第十九夜 長い夏になりました。 ようやく秋かと思ったら、細いサンマが回って来ました。 今年はどこからも、巨峰が届かずに秋。 「カツオはいつ戻ってきたのか」 それにはきっと、長い言い訳が必要だ。 栗の爆弾を踏んで、タイヤを一本パンクさせた秋。 鉛筆の様なサンマが二本、皿の上に転がっている。