気付けば指にイボがいくつも出来ていた。 「タコの呪いだ」 通りすがりの漁師が、当然のようにそう言った。 何の因果か、その漁師から、イボ鯛を4、5匹貰った。 煮ても焼いても、唐揚げにしても、まことにうまい魚である。 日に日にイボは増殖した。 とれ…
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